<生産者について>

和歌山コンフィチュールの原材料となっているフルーツを作っている生産者をご紹介します。
まりひめいちごを生産している農園の中井國博さんご夫妻です。



奥様は野菜ソムリエの資格を所持しているのだそう。
これはこだわりの匂いしかしません。

普段はいちご狩りの場等として運営されている農園ではなく、市場に卸をされている農園さん。
貴重ないちごハウスの中に入らせていただきました。

この日は風の強い日で外は冷えましたが、ハウスの中に入るとぽかぽか陽気。
今日の分は収穫したからね…と仰る通り、真っ赤な粒は少ないのかな。



でも見渡せばありますあります。



「まりひめいちごは甘みと香りの強いいちごです」
なるほど。食べる前からふわりと香る甘酸っぱい香りがたまりません。

美味しいいちごを作る際のこだわりを教えて下さいとお願いしたところ
「特には…」とのお返事に驚きましたが、そんなはずは…。

この見事なまりひめいちご!
…それにしても大きいですね!?



それもそのはず。
「小さい粒はなるべく作らないように摘果するんです」
「10g以下の粒は作らないようにしています」
とのことでした。
摘果は1粒1粒を大きく育てるためにたくさん出来ている果実を間引く作業。
なるほど、小さい粒も大きい粒も成り放題ではない様子。

大粒で美味しいいちごを育てる為に、時には捨てることも必要なんですね。

その結果、初成りの大きないちごは50g以上の大きなものが出荷されるそう。
70gのも有りましたとお伺いしましたが…そんなに大きないちご、想像がつきません。
1粒でおなか一杯になりそうですね!

って、特にないと仰っていたこだわり、早速1つありましたね!

そして画像をご覧いただくと目に留まるであろういちごの場所。
高いところに有りました。

高設栽培を取り入れているのは、イチゴが土につかないように。
ぶら下がっているのでいちごも土に当たって狭くならず、のびのびと育ちますね。
しかもこの白いビニールの下は土ではなく、ヤシガラを使っているそう。

それに、こちらの農園は毎年新しい苗を使用しているのだそうです。

新しい苗とは??
全く物知らずな私は首をかしげるばかりですが、なんと、イチゴは伸びた蔓が土に触れるとそこから根が生えて苗になるのだそうです。
えっ、いちごってそんな風に増えていくの!?

でも、現在実を付けて収獲している蔓から作った苗は、疲れた母体から作った苗。
翌年に美味しいいちごを作るために、あえて毎年新しい苗を使うとのこと。

しかもこちらの農園は「苗作り専用のハウス」を設置し、そこで丁寧に苗を育てているとのこと。
そうすることで病気になりにくいそうです。

なるほどなるほど。
因みに、苗だけのハウスを作っている農園は少ないそうです。
苗作りをとても大事にされている事が伝わります。

そしていちご栽培において、人間の協力をしてくれる存在。
それは、蜂!
ミツバチの受粉の加減で綺麗ないちごに育ったり歪んだいちごに育ったりするのだそう。
訪れた時も蜂が飛んでおりました。
美味しくて立派ないちごが育つ陰の立役者ミツバチさんありがとう!



ところで、天井につるされている袋は何でしょう?
おまじない??


そんなわけありませんでした。
こちらは二酸化炭素の発生剤とのこと。
閉め切ったハウスの中では二酸化炭素が減り、光合成に影響が出るので、いちごが光合成をしやすくするために使用しているのだそうです。

どこまでもいちごにストレスが掛からない栽培!!

そしてもう一つのこだわりは「ステビア栽培をしています」とのこと。
葉面散布で上からステビアを撒くそうです。

ステビアを撒くことで鮮度を保つことが出来、果実を固くする効果を得られるそうです。

繊細ないちごの中でも、まりひめいちごは果実が柔らかく扱いづらい品種なんですって。
パックに入ったいちごは、容器とぶつかり、果実同士がぶつかり…。
柔らかいまりひめはお店に到着するまでに傷んでしまいます。
それを防ぐ為にも、ステビアで少しでも実をしっかりさせるんですね。

やっぱりいちごに優しい理由でした!

出荷するいちごのパックも、良く見る2段に積まれた透明のプラスチック容器ではなく、平パック。
底にふわふわのスポンジを敷いて、良い品質を保つために絶対に2段には積まないとのことでした。



全ては高品質を求めて、いちごの為に気を配り、工夫を凝らしております。

こうやって大事に大事に作られているまりひめいちご。
当店の”和歌山コンフィチュール ごろごろいちご”はこちらの農園から仕入れたものを使用しております。

美味しいいちごを育てるための努力は惜しまず、いちごに優しい環境作りへのこだわり。

注意
※実際ジャムに使用しているのは画像より小さい粒を選んでおります。

 

如何でしたでしょうか。

ジャムと聞いて、皆様の中でどんなイメージがありましたでしょうか。

当店の商品は、和歌山がこだわった上質で新鮮な材料を使用しております。
機会がございましたら是非一度お手にとっていただけますと幸いです。